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特集ページ > 復刻シープスキンケース LMB-MC

復刻シープスキンケース LMB-MC

復刻シープスキンケース
復刻シープスキンケース

カメラマン・ライターの澤村徹さんとのアイデアをもとに共同開発された、ライカM型用ボディケース。
デザインモチーフとなったのはかつて発売されたシープスキンケース「LMB-234」。
ケースがカメラの機能を制限することでフィルムカメラのように直感的な撮影を行える、プリミティブな撮影スタイルを提案します。

Photo by 山形宗次郎(ARTISAN&ARTIST* Photoholic)

CDM pictures Video and edit by: Boriz Vicente

Special thanks to: Harie Bunda(ARTISAN&ARTIST* Photoholic)
Juan Miguel Herrera Bernal
Lloyd Matthew Santiago
Ken Garcia Basa

薄く、しなやかな手ざわりが特長のシープ革

まるで直接ボディを持っているかのように手にフィット。構えやすく、滑りにくくなっているので、作品を確実なものへと導きます。

フィルムカメラのような直感的な撮影

モニターはケースによってクローズ。確認しながらの現代的な撮影ではなく、あえて液晶を隠すことで、新しい撮影スタイルを楽しめます。

復刻シープスキンケース

ライカ M型用ボディケース<Leica M snap style case> LMB-MC レビュー

写真家・山形宗次郎

手に馴染む柔らかい革で作られたケースは、裏面のディスプレイが覆われている以外は、なんてことない普通のケースだ。 しかし、実際使ってみると初めは戸惑いしかなかった。フィルムカメラを最後に使ったのは中学生の頃だっただろうか?写真を本格的に撮るようになったのはデジタルの時代からで、撮ってもすぐに確認できない・見れないというのはただの不安でしかない。構図もそうだが、傾きやピントも確認できないのは兎に角ストレスだし、作品として完璧な露出やピントを求めていた小生には「不必要であり意味のない物」と使う前から思っていた。

見えないという不便さが、自由にシャッターを切る気軽さを生んでいるのだろうか?ファインダーを覗き、ピントを合わせ、シャッターを切った瞬間、目線をカメラディスプレイに落とさなくなった。それに慣れるまでさほど時間はかからなかったが、今までがそうだったため、撮った後に無意識に「見れない」ディスプレイを見るたびに可笑しさがこみ上げた。

このケースと共に街を撮り歩く。その場で確認できないので、ちょっと丁寧にゆっくりとってみる。今までと違うのは、その場で見れない事。でもいちいち撮り具合を気にしない。これに慣れると、目に留まるあらゆる被写体に集中してシャッターを切ることができ、フイルムカメラのように後で見るのが一段と楽しみになってくる。見返してみると、いつもは削除してしまうようなピンぼけで画角がズレた写真も、普段撮る画角と異なっていて、なんとなく味もあり愛着も湧いてくるし、完璧な写真ってなんだろう?と改めて感じる。

写真が撮り始められて以来、昔の人は撮ったものを見るまでに長い時間を要していたし、それが普通だった時代がちょっと前までにあったという事実に興味があった。「どうやって撮っていたのだろう?」その時代の撮影に対しての意識や丁寧さがこのケースを使うことによって、多少なり感じ取ることができると思う。小生にとって新鮮で新しい発想、異なる視線で撮影を楽しめるカメラケースであるのは間違いない。新しい撮影スタイルの可能性をも引き出してくれるだろう。

復刻シープスキンケース

Video by Angga Ramadhan (Indonesia) : ARTISAN&ARTIST* Photoholic
Special Thanks to JKLENSA : Instagram Account @jklensa

澤村 徹 プロフィール

写真家、ライター。1968年東京生まれ。法政大学経済学部卒業。2008年に翔泳社より「オールドレンズパラダイス」を出版し、カメラ業界での執筆をスタートする。翌年、翔泳社「GR DIGITALカスタムブック」がカメラドレスアップの火付け役に。以降、オールドレンズ、カメラドレスアップの第一人者としてカメラ雑誌やウェブ媒体で活躍する。デジカメWatch「デジカメドレスアップ主義」は7年つづき、玄光社「オールドレンズ・ライフ」シリーズは1冊目から責任編集を務める。
http://metalmickey.jp

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