皆さんおはこんばんにちは、メンズ&カメラ商品開発のTKSGです。
先日、カメラを持って伊豆大島へ。
今回お供のカメラは1984年製の「PENTAX645」です。

・カメラ/レンズ
PENTAX645 / SMC PENTAX A55mmf2.8
・フィルム
Kodak PORTRA400

伊豆半島の先に浮かぶ伊豆諸島の中の1つですが、住所としては東京都なので走っている車は品川ナンバー。
大型船で数時間、高速船でも2時間半かかるという近くて遠いアイランド。
海あり、火山あり、砂漠あり。ダイナミックな自然を身近に感じられるお気に入りの島です。

40年近く前のカメラですからデジタルではなくフィルム式です。
フィルムも一般的な35mmでは無く、ブローニーという大きなものを使うカメラです。
レトロフューチャーといいますか、当時としては未来感いっぱいの、操作盤がすべてボタン&LED表示式。
物理的なダイヤル式では無いのでいつまで無事に使えるのかドキドキしています。
このカメラ、大きくて重いのですが、その理由の一つが6本も必要な単三電池。
この電池は露出計・シャッター・フィルムの巻き上げにしか使いません。
オートフォーカスも無い時代ですから、巻き上げを手動にすればもっと軽量だったのでは…
ブローニーフィルムの中でも多く撮れる645という規格ですが、それでも14枚。
14枚を自動巻き上げでジャンジャン取れば一瞬です。
フィルム現像や、フィルム自体が高価になってしまった現代に、このカメラで連写することはまず無いでしょう。
ツッコミどころもありますが、見た目がかっこいい&ブローニーカメラ特有の、迫力あるシャッターの手応えは最高なのであります。

ACAM-38を使えば、クイック式の調整機構のおかげで持ち歩き↔撮影の動作も軽快になります。
テープ幅も38mmありますので重量も分散し、アクティブな旅にも重いカメラを連れ出す気にさせてくれます。
とても良くできたストラップですのでおすすめです。

それではまた。