カメラ、PC、プライベート用――しっかり区切られたスペース

メインファスナーを開くと、中のつくりはご覧のとおり。レンズ付きミドルクラスの一眼レフカメラ＋交換レンズ3本が入るたっぷり容量です。
収納部は大きく３つに分かれており、下部はボックス型のカメラスペース、上部はプライベートスペース、奥には13インチまで対応するPCポケットが控えています。
プライベートスペースは、デッドスペースを極力省いた斜めカットのつくり。長財布やペンケースなどの収納に便利です。

ガバッと開いてサクサク取り出し

インナーは一体化ですが、パーティションはベルクロテープ付きで、取り外しもスペースづくりも自在。最大４つに区切ることができます。
機材スペースには、落下防止のためにメッシュのネットが。こちらもベルクロテープ付きで、取り外しも簡単です。下部分は広いマチがあるので、全開しても安心です。
なお、メインファスナーを開けば、カメラ、プライベート、PCの全スペースにアクセスが可能。何がどこにあるかもひと目でわかり、ストレスがありません。

フロントポケットのデッドスペースも有効利用

フロント面は全面にわたるポケットが。長財布や手帳などもゆったり収まるサイズです。
上部にはさらに小さめの内ポケットが付いており、カギやカードケース、メディアなどの収納に便利。通常は大きなポケットがあっても、なかなか上のほうまで使うことはないものですが、その部分を有効活用できる賢い仕様です。
なお、両開きファスナーは中央より少し上で留めるのが便利。上部の内ポケットの中身も落ちませんし、上部ポケットのものを出すときは上だけ、下部のものを出すときは下だけ開ければ、すぐに取り出せます。

ショルダーを収納してビジネスバッグにも

両サイドと背面にもポケットが。
カラダに触れる背面とストラップの裏側はメッシュ素材を使い、アタリの柔らかくするとともに通気性を高めています（ショルダーの長さは540〜920mm）。
ショルダーは下部が取り外し可能。外したものは背面のポケットに、留め具は背面下部のポケットに収納すれば、ハンドバッグ仕様に。縦型のビジネスバッグとしても活用できます。

オンもオフも手放せない万能な機能性

「重い機材をラクに運ぶためにリュックタイプを」というファンの方々の声を受け、完成した自信作です。
フロント面に使われている素材は、バッファローの型押し革。その独特なラフなシボ感は、いつの時代も男たちの心をとらえます。
重さに耐え、型崩れを防ぐための工夫も。天マチを狭くし、取っ手の下には薄くて軽いアルミ板を入れました。
それでいて肩への負担を和らげるよう、ショルダーには厚みのあるメッシュ素材を使用しています。
総重量は930g。オンでもオフでも大人の風格を見せつける、万能で機能性の高いバッグです。